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鼕(どう)とは
直径約130cm〜200cmくらいの大きな太鼓のことです。笛方の横笛に合わせて、鼕を桐の木でできた「鼕のぶち(ばち)」で叩きます。また、鼕に合わせて囃子方がチャンガラを打ち鳴らします。
起源は、正月のとんど行事までさかのぼります。
鼕行列とは
松江市鼕行列保存会の主催で、毎年10月の第三日曜日午後に行われます。
2004年までは殆ど11月3日(文化の日)に行われていました。
鼕行列は、松江藩第五代藩主。松平宣雄(のぶずみ)の後妻として、1724年(享保九年)伏見宮邦良親王のご息女岩姫様が京の宮宗から輿(こし)入れした際に町人が祝って打ち鳴らしたのが始まりといわれています。
現在のかたちの鼕行列は1915年(大正四年)11月15日、大正天皇ご即位の御大祭が行われたのが始まりであります。
松江市鼕行列保存会には28町内3団体が加入しています。
城北地区
石橋一丁目・石橋二丁目・石橋三丁目・北堀三区
城東地区
北殿町・南殿町・東本町一丁目
城西地区
内中原町・東片原町・東茶町・中茶町・西茶町・苧町・末次町・百姓町・土手大同会
白潟地区
和多見町・北寺町・南寺町・灘町
朝日地区
伊勢宮町・大正町
雑賀地区
竪町・津田街道・相生町・横浜町・幸町・栄町
団体
鼕友会・島根整肢学園・城北小学校(賛助会員)
また、鼕行列のPR用に松江市も鼕と組み立て式の鼕宮を保有。一部有志で結成された「鼕だらす」という団体もあります。
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